こんにちはマリーです
今日は
「ほう、そうか」
ニューアース
意識が変わる 世界が変わる
エックハルト・トール
P217
日本のある町に
白隠という禅の老師が住んでいた
多くの人々の尊敬を集めていた
ある時、寺の隣の10代の娘が妊娠した
問い詰められた娘は
父親は白隠禅師だと答えた
両親は激怒し白隠禅師をなじったが
白隠は「ほう、そうか」と答えただけだった
禅師の評判は地に落ち
赤ん坊が産まれると
娘の両親は
禅師の元に連れてきて
面倒を見ろと言い置いていった
禅師は慈しみ世話をした
1年たち
娘が本当は近所で働く若者が
赤ん坊の父親と白状した
両親は申し訳なかったと詫びて
赤ん坊を引き取ると言った
禅師は「ほう、そうか」と言って赤ん坊を返した
起こる出来事に意味付けをせず
ただあるがままの瞬間を受け入れる
起こったことに抵抗しようとするから
翻弄されるし
幸福か不幸かを
よそから決められることになる
という内容だった
物事はただ起きているだけ
そこに意味付けするのは自分自身だ
頭でわかっていても
つい反応してしまう私にとって
このように生きられたら
外側の出来事に振り回されなくなるなあ
生きやすくなるなあと
非常に感銘を受けた
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。